認知症 / 2026年9月3日

磐田市の認知症月間2026|家族で行ける催し

認知症月間の地域行事へ出かける日を自宅で相談する高齢の母と娘を描いたイラスト
記事の内容をもとに作成したAI生成イラストです。実在する人物・施設ではありません。

「親の物忘れが気になります。診察の前に、家族で学べる場所はありますか」

磐田市では2026年9月、音楽会、図書展示、認知症カフェ、講座、映画上映会などがあります。最も選びやすいのは、日時の決まった催しか、期間中に立ち寄れる図書展示です。ただし、市のページに予約、定員、料金が書かれていない催しがあります。参加前に問い合わせ先へ確認してください。

2026年9月3日から選べる催しを日付順に並べる

磐田市の「認知症月間」は2026年8月31日に更新され、9月の催しを日時と場所つきで案内しています。2026年9月3日の公開時点で、これから参加を検討できる主な予定は次のとおりです。

日程催し・場所問い合わせ先
9月8日 14時〜15時認知症サポーター養成講座/竜洋西会館竜洋地域包括支援センター
0538-66-9221
9月9日 9時30分〜11時30分映画「オレンジ・ランプ」上映会/南御厨交流センター中部地域包括支援センター
0538-37-1060
9月11日 9時30分〜11時30分オレンジカフェ/田原交流センター中部地域包括支援センター
0538-37-1060
9月12日 9時30分〜11時梅香の里ごんカフェ/特別養護老人ホーム梅香の里豊岡地域包括支援センター
0539-63-0500
9月12日 13時〜15時まちがってもいい音楽会/iプラザ2階中部・豊田・城山・向陽の各地域包括支援センター
9月16日 10時〜11時30分オレンジカフェ/西貝交流センター中部地域包括支援センター
0538-37-1060
9月17日 9時30分〜11時30分映画「オレンジ・ランプ」上映会/御厨交流センター中部地域包括支援センター
0538-37-1060
9月26日 10時〜11時30分2026認知症フォーラムin福田/福田中央交流センター福田地域包括支援センター
0538-58-3242

開催済みの8月28日の催しは表から外しました。日程は変更されることがあります。参加できる人、申込方法、参加費の記載は市のページだけでは確認できません。電話では「催し名」「家族だけでよいか」「予約と費用」の3点を聞くと、話が早くなります。

日時を決めにくい家族には、図書館とにこっとの展示がある

磐田市内4図書館と「ひと・ほんの庭 にこっと」には、認知症に関する特設コーナーと図書の紹介があります。中央図書館は9月24日まで、福田・竜洋・豊岡の各図書館とにこっとは9月30日までです。

中央図書館は見付3599-5、福田図書館は福田1552-1、竜洋図書館は豊岡6605-3、豊岡図書館は下野部48、にこっとは上新屋304です。開館日と開館時間は施設ごとに確認してください。9月15日から21日の夜には、かたりあがオレンジ色にライトアップされる予定です。開始と終了の時刻は市のページにありません。

意外なのは、1日だけの大きな行事より、期間の長い展示のほうが家族には使いやすいことです。親御さんを「認知症の催し」に誘いにくくても、「図書館へ行く」なら言葉が重くなりません。これは診断を避けるためではなく、話し始める入口を選ぶという意味です。

良い点は入口の多さ。注文は申込条件を同じ表に出すこと

磐田市の2026年認知症月間は、音楽、絵、読書、カフェ、講座、映画、運動の話まで入口が分かれています。認知症という言葉に身構える家族が、関心に合わせて選べる点は良いと私は考えます。

「まちがってもいい音楽会」では、音楽に加えて認知症の展示とパステル画の体験会があります。「私たち、今を生きています」をテーマにした展示は9月末まで続きます。9月26日の福田の催しは、作業療法士による講話とコグニサイズの実践です。催しごとの中身が具体的なので、親御さんへの誘い方を考えられます。

その上で、私は申込条件を同じ一覧に出してほしいと思います。予約、定員、料金、家族だけの参加可否が空欄だと、結局は電話が必要です。介護が始まりかけた家族は、1本の電話でも迷います。開催情報を増やすだけでなく、「誰が、何を確認するか」まで減らして初めて、利用できる案内になります。

運営する側でも、催しを受診の説得材料にはしたくない

私は大石浩之(磐田市/不動産業)です。サービス付き高齢者向け住宅「ふじがおか見付連理枝」、ふじがおか見付デイサービス、ふじがおか訪問介護センターを運営しています。住まい、通所、訪問は別のサービスで、住まいと介護サービスの契約も別です。以下は利用者の体験談ではなく、利害のある運営者としての私の意見です。

催しへ行く目的を「本人に認知症だと認めさせること」にしてはいけない、と私は言い切ります。本人が楽しめる音楽や本を一緒に見る。家族は相談先の名前を覚える。それだけでも成果です。参加した日に受診やサービス利用まで決める必要はありません。

私にも迷いがあります。家族が変化に気づいたなら早めの相談は勧めたい。一方で、善意の誘いが本人への試験になると、親子の会話が閉じます。だから「診断のため」ではなく、「9月に地域でこんな催しがある」と事実だけを渡す。その後の選択を本人に残す順番がよいと考えています。

催しと、医療・見守りの相談は分けて考える

認知症月間の催しは診断の場ではありません。親御さんの物忘れが気になる場合は、起きた出来事を日付つきで記録し、地区の地域包括支援センターやかかりつけ医へ相談する流れを別に持ってください。

相談の入口は磐田で認知症かもと思ったときの最初の相談先、受診前の記録方法はもの忘れ外来の受診目安に整理しています。外出時の行方不明が心配なら、磐田市の認知症見守りオレンジシールを確認できます。

今日できるのは、予定表から候補を1つ丸で囲み、問い合わせ先を控えることです。電話するなら、予約、費用、家族だけの参加可否を聞く。参加するかは、その答えを得てから決めれば足ります。

よくあるご質問

家族だけで参加してもよいですか。

市の案内は来場者を本人や介護者に限定していません。ただし、催しごとの対象者や申込方法までは書かれていないため、家族だけで参加したい場合も各地域包括支援センターへ事前に確認してください。図書館の特設展示は、まず静かに情報を集めたい家族が検討しやすい入口です。

まちがってもいい音楽会は予約や参加費が必要ですか。

磐田市の2026年8月31日更新ページには、予約、定員、参加費の記載がありません。記載がないことを、予約不要や無料という意味にはできません。中部、豊田、城山・向陽の各地域包括支援センターが問い合わせ先です。参加前に希望する催し名を伝えて確認してください。

催しに参加すれば認知症かどうか分かりますか。

分かりません。認知症月間の催しは、知識を得たり地域の人とつながったりする場であり、診断の場ではありません。物忘れなどが気になる場合は、出来事を日付つきで記録し、親御さんの地区を担当する地域包括支援センターや、かかりつけ医へ別に相談してください。

著者・大石浩之(富士ヶ丘サービス代表取締役・宅地建物取引士)の顔写真

この記事を書いた人:大石浩之(磐田市/不動産業・宅地建物取引士)

磐田市見付でサービス付き高齢者向け住宅「ふじがおか見付連理枝」、ふじがおか見付デイサービス、ふじがおか訪問介護センターを運営する富士ヶ丘サービス株式会社の代表取締役。介護施設の運営から不動産事業を始め、実家じまい・相続の相談も一件ずつ受けています。プロフィール

参考にした公式情報

催しの日程や内容は変更されることがあります。この記事は2026年9月3日に確認できた一般的な整理です。診断や医療上の判断を示すものではありません。制度、自己負担、利用条件は個別の状況と時期で変わります。ご本人の状況にあてはまるかどうかは、担当のケアマネジャー、地域包括支援センター、市の窓口でご確認ください。

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