
親の家の家具固定は、どこから確認すればよいですか。
寝床に倒れてくる家具、出入口を塞ぐ家具、介助の通り道の3点から確認します。重い家具を家族だけで動かさず、固定方法は施工の専門家へ相談してください。磐田市が掲載する2026年度の申込期間は7月3日までです。追加受付や次回募集は未確認なので、現在募集中とは案内できません。
親の家具固定は、暮らしている位置から見る
親の家の家具固定を考えるときは、寝床と出入口、介助する人の通り道を先に見ます。私は大石浩之(磐田市/不動産業)です。富士ヶ丘サービスの代表取締役として介護事業も運営しています。家具の数だけでなく、親が普段どこで寝て、どう移動するかを起点に考えたいと思います。
内閣府は、毎年11月5日を津波防災の日と案内しています。本記事は記念日を前にした室内点検の提案で、磐田市で行う特定のイベントや訓練への募集案内ではありません。一次情報の確認日は2026年10月18日です。
私は、備蓄品を足す前に、寝床から部屋を出られるかを見てほしいと考えます。家具の固定と屋外への避難は別々の準備ですが、部屋を出る段階で通路が塞がれば移動しにくくなります。本人と一緒に確認できる日を決めるだけでも、次の相談に使う材料が増えます。
確認1:寝床へ倒れそうな家具を探す
寝床の点検では、横になっている場所の近くにある背の高い家具と、家具の上の物を確認します。内閣府の防災広報は、たんすや食器棚、冷蔵庫、テレビなどの転倒防止を示しています。家具そのものだけでなく、落ちてくる物も分けて見るというのが私の提案です。
私は、親が普段使っている寝床を基準に、どの方向に家具があるかを書き出すことを勧めます。本人の了解を得て部屋全体の写真を撮れば、施工の相談でも位置関係を伝えられます。家具を揺らして強度を試したり、重い物を高い所から無理に下ろしたりする確認は避けてください。
固定されているように見えても、その方法が壁や家具に適しているかは別の確認です。金具が見えることだけで安全とは断言できません。どこに下地があるか、家具の材質が何かを家族だけで判断せず、施工の専門家に相談します。掲載イラストも構造や取付方法を指示する施工図ではありません。
確認2:出入口と扉の動きを見る
出入口の点検では、扉の近くの家具と、扉を開けるために必要な空間を確認します。私は、普段は通れていても、家具や収納物が動いた場合にどうなるかを、部屋の図で考える方法を勧めます。実際に家具を倒して試す必要はありません。
寝室の中だけで終えず、廊下へ出るところまで続けて見ます。開き戸なら扉の動く範囲、引き戸なら戸を引く位置の前に物を置いていないか。毎日使う荷物にも置き場所を決める提案です。通路を空けるために、別の扉の前へ物を移すだけでは解決しません。
私は、家具を減らす話を本人に無断で進めたくありません。長く使った家具には、使いやすさや思い入れがあります。まず移動の妨げになる場所を一緒に見て、配置の相談と処分の判断を分けます。避難時の支援者や行き先については、磐田市の個別避難計画と本人の参加を別に確認してください。
確認3:介助する人の立つ場所を残す
介助の通り道は、親一人が通れる幅だけで判断しない確認を勧めます。普段の移動に使う道具や、支える人が立つ位置もあるためです。本記事では、すべての住宅や身体状況に使える共通の幅を示しません。
私なら、寝床から立つ位置、歩行器などを置く位置、介助者が回り込む側を、担当者へ説明できるようにします。本人に危険な動作を繰り返してもらうのではなく、普段の様子と困っている場所を伝えます。配置変更で生活の動きが変わる場合には、介護の担当者にも相談します。
ベッド周辺は、家具の転倒とは別に隙間への挟まりも確認が必要です。介護ベッドの隙間についての確認先を整理しています。寝床を壁へ寄せればすべて解決するとは決めず、ベッドや付属品の組合せは福祉用具の担当者に確かめます。
磐田市の掲載募集は7月3日まで
磐田市の家庭内家具固定推進事業には、2026年6月15日から7月3日までの申込期間が掲載されています。規定数に達した場合は受付を終了する旨もあります。10月18日の本記事では、現在募集中の制度として紹介できません。次回募集日や追加受付は確認できていません。
市の説明では、市と建築工業組合が委託契約を結び、大工が訪問して家具を固定します。たんす、食器棚、本棚などを対象として挙げています。一方、冷蔵庫などの電化製品類は固定できない場合があり、担当大工の現場判断になるとしています。家具固定という名前でも、家の中の物すべてを扱えるわけではありません。
私は、施工する人につなぐ仕組みがある点を評価します。家族が壁の状態を判断しなくても、現場で確認する相手が定まるからです。そのうえで確認したいのは、掲載期間後に相談した場合の窓口と、次の受付情報をどこで知るかです。これは追加受付があるという情報ではなく、私からの確認項目の提案です。
施工と介護、二つの相談を分ける
家具をどう固定するかの相談と、親がどう動くかの相談は、担当する専門性が異なります。私は、施工の専門家には壁と家具の状態を、ケアマネジャーや福祉用具の担当者には移動と介助の状況を伝える方法を勧めます。どちらか一方の確認で済ませないためです。
市の事業と介護保険の住宅改修も同じ制度ではありません。家具固定がそのまま介護保険の対象になるとは、本記事では判断できません。磐田市の住宅改修の事前確認と区別し、工事を依頼する前に対象や手続きを相談してください。利用可否や自己負担は個別条件で変わります。
私は、寝室を安全にしたい気持ちと、親が覚えている家具の位置を変える不便さの間で迷います。配置を大きく変えればよいと、運営者の立場だけで決めたくありません。だから最初は、危険が気になる場所を一つ記録するところから始めたい。今日は工事を決める日ではなく、誰に何を聞くかを決める日でもよいのです。これは実際の相談事例ではなく、私の考えです。
訪問介護に家具工事まで頼めるとは限らない
私が運営する「ふじがおか見付連理枝」はサービス付き高齢者向け住宅です。「ふじがおか見付デイサービス」は通所、「ふじがおか訪問介護センター」は訪問介護で、住まいと介護の契約は別です。訪問介護の利用を、家具固定工事の手配や実施と同じものには扱えません。
私は、家族が家具の移動や施工を期待している場合には、対応する範囲を契約前に確かめてほしいと考えます。自社にも、資料にない工事対応を約束することはできません。運営する側から言うと、住み替えを勧める前に、今の家で困っている場所と専門家への質問を整理するのが先です。
よくあるご質問
ご家族からの確認を想定した質問に答えます。
磐田市の家具固定事業に今から申し込めますか。
2026年10月18日に確認した市のページでは、申込期間は6月15日から7月3日までです。追加受付や次回募集は確認できていないため、現在申込みできるとは案内できません。掲載期間と受付状況を市へ確かめてください。募集の確認と並行して、親の寝床や出入口の家具を記録しておくことはできます。
冷蔵庫も市の事業で固定できますか。
磐田市の説明には、冷蔵庫などの電化製品類は固定できない場合があり、担当大工の現場判断になるとあります。機器の種類だけで可否を決めず、壁や設置場所の状態を施工の担当者へ伝えてください。対象になることを前提に購入や移動を進めず、受付状況と工事の範囲を分けて確認します。
家族だけで家具を動かしてよいですか。
重い家具を家族だけで動かすことは勧めません。まず本人の了解を得て、寝床、出入口、介助の通り道を写真や図に残し、施工の専門家へ相談してください。配置を変えると本人の移動にも影響するため、必要に応じて介護や福祉用具の担当者とも確認します。固定方法を画像だけで決めないようにしてください。

この記事を書いた人:大石浩之(磐田市/不動産業・宅地建物取引士)
富士ヶ丘サービス株式会社の代表取締役。介護事業を運営し、不動産業では実家じまい・相続の相談も一件ずつ受けています。プロフィール
参考にした公式情報
以下の一次情報を2026年10月18日に確認しました。
制度や記載内容は変わることがあります。個別の判断は担当窓口や専門家へ確認してください。
相談は電話(0538-33-7070)または相談フォームから選べます。見学や契約を決めてからでなくても構いません。
担当のケアマネジャー、または地域包括支援センターに確認を。