
Q. 親の介護で疲れてきた。自分のことは磐田のどこに相談できる?
A. 磐田市で介護する家族自身の不安を話すなら、市の『こころの寄り添い相談』が入口になります。市内在住者向けの予約制で、電話または対面の相談です。親の介護や生活の困り事は地域包括支援センターへ。心のことで通院中の方は、まず主治医へ相談してください。相談とサービス契約は分けて考えて構いません。
家族自身の相談と親の介護相談を分ける
家族自身の不安と、親に必要な介護サービスは、相談の入口を分けて考えられます。磐田市「こころの相談窓口一覧」は、心の相談と高齢者に関する相談を同じページで案内しています。親の契約先が決まらなくても、自分の相談先を調べられます。
厚生労働省によると、10月10日は世界メンタルヘルスデーです。心の健康への理解を広げる国際記念日です。ただし、記念日だから磐田市で当日に個別相談会が開かれる、という意味ではありません。この記事は2026年10月10日に公式情報を確認しました。
磐田市の案内では、地域包括支援センターは高齢者本人や家族の介護、生活上の困り事を受け付けます。一方、「こころの寄り添い相談」は、市内に住む方の不安な気持ちなどを話す入口です。介護を受ける本人だけでなく、介護を担う自分にも相談先がある点を見落としたくありません。
私は、親の予定を整理する紙とは別に、自分の困り事を書く欄を作ってよいと思います。役割の整理には地域包括支援センターとケアマネジャーの違いも参考になります。どちらへ先に連絡するか迷うこと自体を、問い合わせで伝えて構いません。
予約方法を選び、話したいことだけ準備する
磐田市の「こころの寄り添い相談」は予約制です。2026年3月27日更新の市のページでは、電話または対面で相談し、予約は電話または市公式LINEから行うと案内しています。心に関することで通院中の方には、まず主治医へ相談するよう記載があります。
予約の入口と、実際に話す方法は別に確認します。LINEで予約できることを、LINE上で個別相談が完結することと取り違えないようにします。日程や予約方法は、末尾にある市の公式ページで最新の案内を確かめてください。
私が準備として勧めたいのは、全部を説明する長い文章ではありません。「親のことを考えると自分も不安になる」「家族の中で話す場所がない」など、今話したいことを短く残す方法です。これは記入必須の書類ではなく、電話で言葉が出ないときの手元の助けです。
相談の前に家族全員の意見をそろえる必要がある、と自分で条件を増やさなくてよいと思います。誰に何を伝えてよいかが気になる場合は、予約時に情報の扱いも尋ねます。親の介護情報と自分の気持ちのうち、どこまで話すかは相談員と確かめながら進められます。
良い点は入口の広さ、注文は相談後のつなぎ方
磐田市の相談案内の良い点は、介護の困り事と心の不安を探す入口が並んでいることです。私は、家族が「相談の種類を間違えたらどうしよう」と立ち止まる場面を減らす案内だと評価します。電話か対面かを選べることも、予定を組む材料になります。
その上で、私は相談を受ける側に、次に誰へつながるかまで説明してほしいと考えます。別の窓口を紹介するときも、何を相談するための紹介なのかが分かれば、家族は同じ説明を最初からする負担を見積もれます。相談しただけで生活の分担が変わるとは限りません。
話を聞いてほしいのか、親の支援を組み直したいのか、仕事との両立を相談したいのか。私はこの違いを、本人の言葉で残すとよいと思います。仕事の段取りも絡む場合は、介護休業の判断と要介護認定を分ける記事に確認先を整理しています。
窓口の名前を増やすだけでは、疲れている家族の手間も増えます。私は、最初の連絡先を一つ選び、そこで扱える内容かを聞くところまでを今日の区切りにしたいと思います。制度を全部理解してから相談する、という順番にはしません。
私は、契約を決める前に家族の話を聞きたい
私は、介護する家族の相談を、入居や利用契約の前段階だけにしたくありません。大石浩之(磐田市/不動産業)として、富士ヶ丘サービスの代表取締役を務めています。介護サービスを運営し、利用につながれば売上になる側です。その利害を隠して相談先を案内することはできません。
私はこう考えます。相談の席で家族の気持ちを書く紙を置くなら、上には「親に必要な支援」、下には「自分が困ること」を分けたい。下の欄まで施設の説明で埋めたくありません。親をどう支えるか決めきれなくても、自分が話せる相手を一つ見つければ、その日の相談には意味があります。これは実際の利用者の体験談ではなく、運営者としての私の考えです。
ただ、介護の支援を増やす話と、家族が気持ちを話す時間を、どこで切り分けるのがよいかは私も迷います。どちらかだけで解決すると決めつけられません。だからこそ、家族の話を聞かないまま、住まいの見学へ進めることには慎重でありたいと思います。
家族同士の話を聞きたい場合は、磐田市の介護者家族交流会の探し方も別の入口です。参加条件を確かめて選ぶ場であり、個別の心の相談と同じものではありません。人前で話すことを望まない日は、個別相談を調べる選択も残せます。
今日できるのは相談の最初の一文を作ること
介護ストレスの相談で今日できる確認は、「誰の、何の相談をしたいか」を一文にすることです。自分の不安を話したいなら、市のこころの相談案内を開きます。親の支援を見直したいなら、現在の担当者や地域包括支援センターへの連絡を考えます。
私は、メモを「相談したい内容」「希望する話し方」「連絡できる日」に分ける方法を提案します。空欄があっても相談を諦める理由にはしません。予約をする段階で分からないことは、そのまま質問にできます。相談後には、次の連絡先だけ書き残すと、後で見返しやすくなります。
相談を終えた日に、親の住まいまで結論を出さなくてよいと思います。家族自身の話ができたか、次に困ったときの入口が分かったか。その確認を、契約したかどうかより先に置きます。自分のための相談を、親への責任を放棄することと結び付けないでほしいのです。
私が運営するサービス付き高齢者向け住宅「ふじがおか見付連理枝」は住まい、ふじがおか見付デイサービスは通所、ふじがおか訪問介護センターは訪問のサービスです。住まいと介護サービスは契約が別です。自社の利用相談と、公的窓口や医療機関への相談も分けて考えてください。
家族も支えられるという11月11日の趣旨は、介護の日は11月11日|家族も支える日で整理しています。
よくあるご質問
ご家族から想定される疑問を、相談先と確認する内容に分けて整理します。
親の入居を決めていなくても相談できますか。
親の入居を決める前でも、相談先を調べられます。磐田市のこころの寄り添い相談は市内在住者向けの予約制です。自分の不安を話したいのか、親の介護を相談したいのかを伝えてください。親の介護や生活の困り事は地域包括支援センターが入口になります。相談したことを、サービス契約の約束にする必要はありません。
心のことで通院中なら、どこに相談しますか。
磐田市の案内では、心に関することで医療機関を受診している方は、まず主治医へ相談するよう示されています。家族の介護が負担になっていることも、診察時に伝える材料です。親の介護サービスの調整は、担当のケアマネジャーなどへ別に相談します。医療上の判断と、介護の分担の相談を分けて考えてください。
家族交流会と個別相談はどう選びますか。
家族交流会は他の家族と話す機会、個別相談は自分の困り事を相談員などに話す入口として、目的を分けて選びます。交流会の参加条件は会ごとに確認します。人前では話しにくい内容なら、個別相談の方法を調べて構いません。どちらか一方を必ず選ぶ必要はなく、今話したい内容と無理なく参加できる方法で考えます。

この記事を書いた人:大石浩之(磐田市/不動産業・宅地建物取引士)
富士ヶ丘サービス株式会社の代表取締役。介護事業を運営し、不動産業では実家じまい・相続の相談も受けています。プロフィール
参考にした公式情報
次の一次情報を2026年10月10日に確認しました。
自社サービスについては、電話または相談フォームから確認できます。相談だけでも構いません。
相談フォームを開く 電話で相談(0538-33-7070/9:00~17:30)
制度・数値・相談方法は変更される場合があります。利用可否や自己負担は個別条件で変わります。医療上の判断は医療機関へ、通知や手続きは各発行元へご確認ください。介護の利用に関する個別の判断は、担当のケアマネジャー、または地域包括支援センターに確認を。