認知症と家族 / 2026年9月22日

磐田市の認知症サポーター養成講座|家族の受講

地域の講座で、ノートを開いた家族世代の受講者が講師の説明に耳を傾けるイラスト
記事の内容をもとに作成したAI生成イラストです。実在する人物・施設ではありません。

認知症の親との接し方を学びたい。家族だけでも講座に参加できる?

磐田市の個人向け認知症サポーター養成講座は、市内在住・在勤・在学者が対象です。条件に当てはまる家族も受講を検討できます。2026年9月22日確認時点の次回予定は2027年1月23日。申込案内は開催約1か月前に市ホームページとLINEで知らせるとされています。市外の家族は、親の住所だけで対象と判断せず、市へ確認してください。

講座の参加条件と、介護サービスの利用条件は別です。制度・利用可否・自己負担は個別の事情で変わります。この記事では、磐田の親との接し方を学びたい家族に向けて、個人で参加する場合の確認を整理します。

私は大石浩之(磐田市/不動産業)です。介護事業を運営する側ですが、家族が知識を得る場を、施設選びや契約の入口だけにしたくありません。学んでから考える時間にも意味があると考えています。

家族の受講は「受講する人の条件」で確かめる

磐田市の個人向け認知症サポーター養成講座は、市内在住・在勤・在学の人が対象です。磐田市「認知症サポーター」の2026年9月11日更新ページを、2026年9月22日に確認しました。介護の仕事をしている人だけの講座ではありません。

家族として学びたい場合も、まず確認するのは受講する子ども自身の条件です。親が磐田市で暮らしていても、子どもが市外に住み、市内に勤務も通学もしていなければ、公表された対象条件には当てはまりません。参加できるかは、市に問い合わせてください。

私は、この入口が家族にも開かれている点を評価します。専門用語を知らないままでも、学ぶ場を探せるからです。ただ、離れて暮らす子どもは、親の住所と自分の受講資格を取り違えやすいところです。「親の介護をしているから対象だろう」と進めず、本人の条件から確かめたいと思います。

次回は2027年1月23日、申込案内は別に出る

磐田市が掲載する令和8年度の個人向け日程では、次回は2027年1月23日です。2026年9月9日の回は終了しています。開催予定を見つけたことと、申込みができることは別なので、日程表だけで手続きを終えたつもりにならないでください。

市のページでは、申込案内を開催約1か月前に市ホームページとLINEで知らせるとしています。2026年12月ごろを再確認の目安にできますが、これは日程から考えた目安です。受付開始日を2026年12月23日と決めつけることはできません。

今日できる準備は、市のページを保存し、予定表に「2026年12月に申込案内を確認」と書くことです。案内が出たら、開催日時、会場、申込方法を読み直します。家族の予定を調整する前にも、変更がないか確認してください。

市の同じページには、団体向けの開催申込みもあります。家族が個人向けの回を受講したい場合に、団体向けフォームを使うと目的がずれます。「個人向け」と書かれた案内から進むことを、最初に確かめておくと迷いを減らせます。

サポーターは「介護を全部引き受ける人」ではない

磐田市は認知症サポーターを、認知症の人や家族を見守る応援者と説明しています。講座の受講が、家族一人で介護を背負う約束になるわけではありません。特別な活動ができなければ学んではいけない、と考える必要もありません。

私は、学ぶことと、介護の結論を出すことは別だと考えます。受講した日に、親の住まいやサービスを決める必要はありません。親の言葉を聞き直す材料が一つ増えたなら、それをその日の成果にしてよい。決断を急がないために学ぶ、という使い方もあります。

一方で、基礎を学ぶ講座だけで、目の前の親の状況まで判断できるとは考えません。「講座で聞いたから、この対応で合っている」と家族が答えを固定してしまうことは避けたいところです。本人の希望をどう確かめるかは、認知症の意思決定支援と親の希望を聞く工夫でも整理しています。

受講前に、困っている場面を一つだけ書く

認知症サポーター養成講座を家族として受ける準備には、親とのやり取りで迷う場面を一つ書き出す方法があります。病名から対応を決めるのではなく、どの場面で、どんな言葉に迷ったかを整理するためのメモです。

例えば、これは実際の利用者の話ではありませんが、「外出を勧めたら断られたとき、どう聞き直すか」という形なら、学びたいことが具体的になります。「親が言うことを聞かない」と評価を書くより、自分が何を伝え、どこで止まったかを書くほうが、質問を考えやすくなります。

メモの欄は「場面」「自分が迷うこと」「知りたいこと」で十分です。受講中に家族の個人情報を詳しく話す必要はありません。氏名や生活歴を出さなくても質問できる形に直し、個別の相談が必要な内容は別の機会に尋ねます。

私は、どこまでを講座で尋ね、どこからを個別相談にするかは迷うところだと思います。ほかの人がいる場で親の事情を話すことに、抵抗がある家族もいるはずです。迷う内容は「個別に相談できる先を教えてほしい」と尋ねる。事情をすべてその場で説明する必要はない、というのが私の考えです。

学ぶ・話す・本人と出かけるを分けて選ぶ

認知症サポーター養成講座、介護者家族の交流会、認知症カフェは、案内と参加条件をそれぞれ確かめる必要があります。家族が基礎を学びたいのか、自分の気持ちを話したいのか、本人と一緒に参加先を探したいのかで、最初に読む案内を選べます。

家族同士で話せる場を探すときは、磐田市の介護者家族の交流会と参加前の確認を参考にしてください。講座の受講まで待たずに、別の相談先を調べることもできます。開催条件や話せる内容は、会ごとの案内で確認します。

親と出かける候補を探しているなら、磐田市の認知症カフェへ本人と行く前の確認もあります。ただし、家族が学びたいという気持ちと、親が参加したいかどうかは別です。家族だけで講座を受けることも含め、本人に同じ予定を押し付けずに考えてください。

私なら、まず「自分が学びたいこと」を一行にします。参加先を全部決めるより、その一行と対象条件を照らすほうが選びやすいからです。親との暮らしで困りごとが続くときは、講座の開催日を相談の開始日にしないでください。

運営する側から言うと、学びを契約に結びつけない

家族が学ぶことと、介護サービスを契約することは別です。私は住まいの「ふじがおか見付連理枝」、通所の「ふじがおか見付デイサービス」、訪問の「ふじがおか訪問介護センター」を運営しています。サービス付き高齢者向け住宅の住まいと、通所介護・訪問介護はそれぞれ別で、契約も別です。

サービスを提供する側には利害があります。だからこそ、家族が接し方を学びたいという相談に、入居を前提とした答えを出したくありません。支援が必要かを考える場合も、親の希望、困る時間、家族ができる範囲を先に整理してからでよいと考えます。

よくあるご質問

親が磐田市民なら、市外に住む子どもも受講できますか。

個人向け講座の対象は、受講する本人が磐田市内在住・在勤・在学であることです。市外在住でも市内に勤務・通学していれば対象に当てはまります。親が磐田市民という事情だけでは、対象になると断定できません。いずれにも当てはまらない家族は、申込案内を確認し、市の掲載ページから参加可否を問い合わせてください。

2027年1月23日の講座は、もう申し込めますか。

2026年9月22日に確認した市の案内では、2027年1月23日の講座の申込みについて、開催約1か月前に市ホームページとLINEで知らせるとされています。この記事では受付開始済みとは扱っていません。2026年12月ごろを再確認の目安にし、正式な受付日と申込方法は新しい案内で確かめてください。

受講すると、何か活動を引き受けなければいけませんか。

磐田市は認知症サポーターを、特別なことをする人ではなく、認知症の人や家族を温かく見守る応援者として紹介しています。家族として理解を深めることも受講を考える入口になります。介護を一人で引き受ける約束とは別です。受講後の関わりに不安があれば、申込みの際に具体的な役割を確認してください。

著者・大石浩之(富士ヶ丘サービス代表取締役・宅地建物取引士)の顔写真

この記事を書いた人:大石浩之(磐田市/不動産業・宅地建物取引士)

磐田市見付でサービス付き高齢者向け住宅「ふじがおか見付連理枝」、ふじがおか見付デイサービス、ふじがおか訪問介護センターを運営する富士ヶ丘サービス株式会社の代表取締役。介護施設の運営から不動産事業を始め、実家じまい・相続の相談も一件ずつ受けています。プロフィール

参考にした公式情報

制度・利用可否・自己負担は個別の状況と時期で変わります。この記事は2026年9月22日に確認した一般的な整理です。介護の支援については、担当のケアマネジャー、または地域包括支援センターに確認を。

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