
親が朝に熱を出しました。デイサービスの迎えを待ってよい?
送迎を待たず、利用するデイサービスへ体調を連絡してください。測った時刻と体温、普段との違いを伝え、通所の可否と送迎を確認します。受診の要否は医療機関へ相談し、利用再開の条件も事業所に確かめます。強い息苦しさや意識の異常など緊急時は119番へ。
10月の流行情報と、親の今朝の体調は分けて考える
大阪府は2026年10月15日の更新で、インフルエンザの早い流行を伝えています。第41週、10月5日から11日の定点当たり患者報告数は8.08でした。今季は第36週に流行期入りしたとしています。大阪府の情報であり、磐田市の患者数ではありません。
厚生労働省の総合ページは、発症前日から発症後3~7日間、ウイルスを排出すると説明しています。症状が出る前から感染を広げる可能性がある点は、家族だけで見抜きにくいところです。熱の数字だけを見て、通ってよいと判断する材料にはできません。
私は、地域の流行情報は準備のきっかけに使い、本人の状態は別に伝えるのがよいと考えます。予防接種の予定は磐田の高齢者インフルエンザ予防接種の記事に整理しました。接種の相談と、今朝の発熱への対応は分けてください。
送迎前の電話では、診断名より見えたことを伝える
デイサービスへの発熱連絡では、測った時刻と体温、いつから具合が違うかを伝えます。病名がまだ分からなくても連絡できます。家族が『たぶん風邪』と結論を付けるより、観察したことを短く並べる方法を私は勧めます。
電話の前に、咳やだるさの有無、食事や水分を取れたか、受診したかをメモしてください。薬を使った場合は、薬の名前と使った時刻も分かる範囲で伝えます。分からない項目は『不明』で構いません。確認のために連絡を遅らせる必要はありません。
家族からは『本日の利用と送迎をどうすればよいですか』と聞きます。事業所から折り返しがあるなら、連絡を受ける人と電話番号を確認します。留守番電話に入れただけの場合は、伝言が届いたかを確かめる方法も相談しておくと、迎えの認識違いを減らせます。
ただし、事業所への電話は診察の代わりではありません。受診の要否や薬の扱いは医療機関へ相談します。強い息苦しさや意識の異常があるときは、通所先からの返答を待たず119番へ連絡してください。
休む日は、利用の中止と家族の支援を別々に決める
デイサービスを休む日の相談は、送迎の取り消しだけでは終わりません。私は、家に誰がいるか、食事をどうするか、受診の付き添いが必要かを分けて書くことを勧めます。普段の通所で補っている時間を、家族がどこまで支えられるか確かめるためです。
急な欠席の連絡方法や費用の扱いは、利用する事業所の契約を確認します。食事代などの扱いを、全国一律の決まりとしてここで示すことはできません。デイサービスのキャンセル料の確認と合わせ、体調の連絡と費用の質問を混同せずに進めてください。
仕事を休めない家族は、その事情も担当ケアマネジャーへ伝えます。代わりのサービスが当日必ず使えるとは限りません。訪問介護を頼めば一日中見てもらえる、という前提で話を進めないことです。勤務先への相談材料は介護休暇の取り方の記事で確認できます。
利用再開は、熱が下がった時刻だけで決めない
デイサービスの利用再開は、本人の状態、医療機関からの説明、事業所の確認事項をそろえて相談します。今回確認した厚生労働省の本文には、全国のデイサービスに共通する再開日や体温の基準は示されていません。学校の出席停止期間を、そのまま通所介護の決まりにはできません。
私は、欠席の電話の際に『次はいつ、何を伝えれば再開を相談できますか』まで聞くことを勧めます。受診後に伝える情報、提出が必要な書類の有無、送迎を再び頼む連絡先を確認します。書類が必要か分からないまま、医療機関へ証明書を求める順番は避けたいところです。
再開予定を家族だけで決めず、事業所と共有する良さは、本人を含めた予定がそろうことです。一方で、説明が『治ったら来てください』だけでは家族は迷います。運営者としては、次に連絡する時点と確認する内容を具体的に示す必要があると私は考えます。
私は、休む判断を責めない連絡にしたい
私はこう考えます。朝の電話で家族がまず伝えたいのは、病名より『今日どう動けばよいか分からない』という困りごとです。欠席の理由を細かく問い詰めるより、本人の様子を聞き、受診の相談先と次の連絡を分けたい。通うことを急がせず、休む判断を支えることも、サービスを運営する側の仕事だと考えます。これは個別の利用者の体験談ではなく、私の考えです。
大石浩之(磐田市/不動産業)として、富士ヶ丘サービスの代表取締役を務めています。住まいの『ふじがおか見付連理枝』、ふじがおか見付デイサービス、ふじがおか訪問介護センターを運営する立場には利害があります。住まい・通所・訪問は別契約のサービスです。
私は、家族の仕事を守りたい気持ちと、無理な利用を避けたい気持ちの間で迷います。ただ、通所を続けるために体調を小さく伝えることには賛成できません。利用できる支援を担当者と組み直すためにも、困っている事情を隠さず話してよいと思います。
今日、利用先の連絡先を家族で共有する
今日できる準備は、利用するデイサービスの連絡先と、欠席時の連絡方法を家族で共有することです。本人の名前、利用予定日、家族の折り返し先を一枚に記しておくと、別の家族が連絡するときにも使えます。
まだ体調を崩していない日なら、利用先へ通常の相談として確認してください。今後の利用や契約を決め直す必要はありません。まず、発熱した朝に誰が電話をするかを一つ決める。それだけでも、家族が判断の材料を持てます。
よくあるご質問
個別の条件を確認する前に、ご家族の疑問を整理します。
熱が下がれば、すぐ通所できますか?
解熱だけで再開を決めず、本人の様子と医療機関の説明を利用先へ伝えてください。確認した国の案内には、全デイサービス共通の再開基準はありません。病名や状態に応じた確認事項、再連絡の時点、必要書類の有無を事業所に聞きます。この記事の日数を、利用再開の許可として使うことはできません。
発熱で休んでも費用はかかりますか?
急な欠席時の費用は、利用する事業所の契約書や説明書で確認します。食事代などの扱いを一律には案内できません。まず体調と送迎の連絡を済ませ、費用について不明な点を聞いてください。取消しの締切や連絡方法を平時に控えておくと役立ちます。費用が気になっても、体調を隠して利用する判断は避けてください。
家族が仕事を休めない場合はどうしますか?
家で支援が必要な時間と、食事・受診など困る内容を担当ケアマネジャーへ伝えてください。代わりの支援が当日使えるかは、本人の状態と提供体制で変わります。訪問介護が一日中の見守りを引き受けるとは限りません。家族間の分担や勤務先への相談も並べ、ひとつのサービスだけで解決すると決めつけずに相談します。

この記事を書いた人:大石浩之(磐田市/不動産業・宅地建物取引士)
富士ヶ丘サービス株式会社の代表取締役。サービス付き高齢者向け住宅「ふじがおか見付連理枝」、ふじがおか見付デイサービス、ふじがおか訪問介護センターを運営しています。住まい・通所・訪問は別のサービスです。プロフィール
参考にした公式情報
以下の一次情報を2026年10月22日に確認しました。公表日・更新日と開催日は区別しています。
制度・数値・予定は変わることがあります。利用可否・自己負担・必要な支援は個別条件で異なります。医療上の判断は医師等に、サービス内容は各事業所に確認してください。
相談フォーム 電話で相談:0538-33-7070(9:00〜17:30)
運営する側からの実務の案内です。担当のケアマネジャー、または地域包括支援センターに確認を。